毎公演楽しみにしている刀ミュですが、今回も配信で見ました。
感染者数落ち着かないなぁとニュースを見つめ、今回も本公演を現地で楽しむことはできませんでした。
【情報解禁】
— ミュージカル『刀剣乱舞』公式 (@musical_touken) 2021年11月16日
ミュージカル『刀剣乱舞』 2022年新作公演のタイトルが「江水散花雪(こうすいさんかのゆき)」に決定!
メインビジュアル、出演者、公演日程、チケット情報と、キャラクターページを公開しました。
▼公演特設ページはこちらhttps://t.co/9r0UyEwyqz#刀ミュ pic.twitter.com/r7bkFsm4gc
タイトルは「江水散花雪」。
「江水」とは”大河の水”のことをいうそうです。
刀ミュでは折に触れて「歴史とは大河の流れのようなもの」という言葉が出てきます。
今回の作品ではこの「川の流れ」が重要でした。
川の流れは一方向に進むけど、例えば誰かがわざと石を積み上げ、並べて堰き止めてしまったり、あるいは流れる方向を変えてしまうことがあります。
「江水散花雪」はその川の流れが変わり、堰き止められて分断してしまう話です。
今までの刀ミュ作品は全部見てきたけど、これまでの「好き」を超えてくる作品でした。
ああ、こういうふうに展開するのかぁとか、何その事実聞いてない、みたいなことが起こるとか。
積み重ねてきた物語があって、随所にこれまで語られてきたことが出てきたり。
これまでも歴史修正された世界を描いてきたけど、今回の歴史修正された世界はあまりにも幸せな世界で、本来の歴史に戻すのがもったいないくらい。
けどそれではいけないんだと古参の刀剣男士も、これまでずっと刀ミュを見てきた人たちも思っている。
けど新しく顕現したばかりの刀剣男士たちはイマイチそこが理解できない。
客席は新刃さんたちを古参の刀剣男士と同じような目線で見つめ、「それじゃいけないんだよ……」と心の中で噛み締めながら舞台を見つめるのでした。
ところで、自分ではあまり意識していなかったけど、私はどうもミュ本丸の兼さんが大好きなようで、極になった兼さんがあまりにも格好良くて「カッコいい」しか出てこなかったんですよ。
完全に語彙力を喪失しました。