日々是ぶつぶつ

思いついたことを適当に

スペアボトルは丸い方が良い

タミヤといったらプラモデルというイメージですが、万年筆インク好きにとっても重宝しているメーカーでもあります。
誰が言い始めたか「タミヤする」なんて言葉もあったりして。

 

meg-kinjo.hateblo.jp

スペアボトルにインクを詰め替えて、ガラスペンみたいなつけペン系とか、水筆とか絵筆を使うときに使います。

元のボトルに直接水筆入れるのは劣化の元ですよ。

 

以前までは10ccの四角いボトルを使っていましたが、口が小さいこともあってちょっと不便に感じていました。
ところがいつの間にか10ccの丸ボトルが発売していたではないですか。

別のメーカーの25ccのボトルと比べると少し小さい。当たり前。
25ccのボトルだけど、中身は3ccくらいしか入れてません。
必要最低限です。

10ccのボトルだけどやっぱり3ccくらいしか入れないので、かなり余裕があります。
これはもう仕方がない。
必要なだけ入れたいのだから仕方ない。

 

つけペンとかを使うのに口径が広いのが良い理由として、ペンの軸がボトルにぶつかるために、ボトルの口についているインクが手につくからです。

手についたら洗えば良いじゃんって話なんですけど。
つけペンにインクつけるたびに洗面台行って手を洗う、またはウェットティッシュで拭くのってめんどくさいじゃないですか。

つけペンにインクつける → ペンを置く → 手を洗うor拭く → ペンを持つ っていうプロセスが私にとってはめんどくさい。

軸が汚れないためにはどうするかといったら、口径が広いのを買った方が良いじゃんってなったのです。

四角い10ccボトルは口径約1.5cm、丸い10ccボトルは約2.2cm(いずれも内径)
0.7cmの違いは直径1cm程度あるつけペンを使うことを考える、とても大きな差です。
実際使ってみたら快適。
手が汚れない。
素敵。

とりあえず試しに1本だけ買ってみたので、追加購入決定です。

テレビっ子は読書量を増やしたい

四六時中テレビ見ている訳ではないけども、本を読む時間よりもテレビを見ている時間が多いかもしれない。
テレビというか、映像コンテンツ全般。

アニメや映画はもちろん、ドラマに歴史系や美術系番組などなど。
当然のようにニュースも見る。

特に歴史系は読書よりもテレビで情報を得ることが増えた気がする。
学者さんたちが今まで築き上げてきた知識を凝縮して、頭脳の一片を提供してくれる番組がNHKには多いのだ。
「歴史探偵」に「英雄たちの選択」あたりは、録画して毎週夫と並んで見ている。

 

ただ、読書量が減るということは、私のように職業文字書きの人間にとっては致命的とも思える。
読書をすることで得られるのは知識のみならず、言葉の使い方、漢字の読み方、小難しい語彙、文章全体の組み立て方など、文章を書くに当たって必要となるものを吸収することもできる。
例えば小説なんかでアクションシーンが出てくるが、読者がスピード感を持てるようにするのであれば、文章は端的にするのが良い、なんていうテクニックがあったりする。

文章の書き方を学びたかったら、好きな作品を丸写しして書け、と言ったりもする。
私は実際にやったことはないので、良し悪しは分からない。

 

先日気になることがあったので、ある雑誌のあるページの文章がどういう構成になっているのかを考えながら読んでみた。
紙媒体が上位、みたいな思い込みのようなものが頭の片隅にずっと残っているのだけど、読んでみると段落の最初はさっきまで読んでいた段落と同じ始まり方だったり、のっぺりとした印象があったりして、何だか読んでて飽きてくる。

これは映像コンテンツばかり見ているせいで、長い文章が読めなくなったということだろうかと、あまりにも強い危機感を覚えてしまった。

 

漫画を読まない漫画家がいるそうだけど、私はそういうタイプにはなれないらしい。
私の場合、テレビは読書に置き換わることはないのだ。

 

日枝神社にお参りしてとらやでお茶を

過日、赤坂の日枝神社にお参りに行ってきました。
毎年行っているわけではないのですが、たまに行かねばってなる神社です。

永田町も近いので警察車両とすれ違ったりもします。
初めてこの階段を見た時には、これからこの階段を歩くのかと「うへー」となりましたが、エスカレーターがあるのがすぐに分かって「うへー」な気持ちがどこかに吹き飛んだものです。

 

日枝神社のホームページによると、御祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)が「万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護し給う御神徳は広大無辺」とのこと。

末社猿田彦神社については「猿田彦大神は、皇孫命を御先導申し上げた御事績により道案内の神として信仰されています」、山王稲荷大神については「様々な生業(なりわい)の繁栄をもたらし、あらゆる願望に応え、また防火防災守護の神としても崇敬しています」と書かれています。

あの場所にいるだけでいろんな神様に囲まれるので、平素とは違う緊張感を抱きつつ参拝します。

 

末社の手水舎が感染対策のためか分かりませんが竹筒仕様になってました。
前からこんな感じだったかな?
とは言え、手水舎に龍がいるのちょっとカッコいいなと思います。

 

そして日枝神社といえば宝物殿です。
この宝物殿に行きたいからこそ閉館日の火曜と金曜は避けたのです。
そのおかげで「則宗」の展示に間に合いませんでしたけども。

展示されている刀剣類はどれも名だたる御由緒のものばかり。
というのも日枝神社江戸城の鎮守なので、徳川家ゆかりの刀剣や書状がいっぱいあります。
展示物の説明書きには大抵「○代将軍××が奉納」の文字が書かれています。

宝物殿は博物館みたいに照明にこだわったりとかはないのでちょっと薄暗かったりしますけど、刃文はちゃんと見えます。
長光の華やかな刃文、しっかり拝見いたしました。
ちなみに撮影はNGです。

 

参拝の後は少し足を伸ばして、とらや赤坂店へ。
徒歩で行ける距離なのが嬉しい。

上生菓子と羊羹を買って、茶寮でお汁粉とお抹茶いただいてきました。
年始にイオンで買ったこし餡とは比べてはいけないレベルです。当たり前ですが。
塩昆布の厚みも自宅で食べてるのと全然違う。
これが老舗名店のお味かぁと感じ入ってしまいました。

そのまま六本木に足を伸ばしても良かったのですが、この日の赤坂散歩はこれで終わりにしました。
良き1日になりました。

 

www.hiejinja.net

www.toraya-group.co.jp