明石国行という刀剣男士がいるのですが、これが刀剣男士にあるまじき「やる気がない男」。
歴史修正主義者が歴史を変えようとしているというのに、「自分、やる気ないのが売りですから」とか「何言われても自分は働きまへん」とか、悠長なことを言う。
まあ、働かせますけどね。
【新しい刀剣男士情報】1/2
— 刀剣乱舞-本丸通信-【公式】 (@tkrb_ht) 2015年4月24日
明石国行(あかしくにゆき)
来派の実質的な開祖、来国行作の太刀。明石藩主の松平家に伝来。一応愛染国俊と蛍丸の保護者だが、蛍丸贔屓の困った人物。やる気がないのが売りという言葉も語り口調もどこか訝しく、彼の本心=真実がどこにあるのかは掴めない。#刀剣乱舞
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明石国行(あかしくにゆき)cv.浅利遼太
「自分、やる気ないのが売りですからなぁ。なーんも期待したらあきまへん」#刀剣乱舞 #とうらぶ pic.twitter.com/Ddlsgm3XJE
本心がどこにあるのか掴めないという設定があるということは、どうしてやる気がないのか考察しがいがあるとも言えます。
じゃあ、なんでやる気がないのかといったら、どうしたって蛍丸が絡んでくると思います。
蛍丸は明石くんと同じ来派で、現在所在不明の大太刀。
阿蘇神社に祀られていたけど、戦後GHQの刀剣接収の時のどさくさで行方不明になってしまいました。
海外にあるとか国内にあるとか、燃やされて海に沈んだとか、いろいろと憶測されてます。
いずれにせよ、行方不明。
明石くんのやる気のなさ、本当は蛍丸が行方不明にならなければ良いとか思って歴史修正主義者に寝返りそうだなって思わせます。
本丸での生活が彼自身のメンタルケアなのかもしれない。
蛍丸が行方不明になったからこそ起こった正史があることを見せるためとか。
そこは新選組の刀たちと深く話し合ってほしい。
あまりにも蛍丸贔屓で、愛染国俊なんとも思ってないのだろうかとも思うけど、けっこうそういう状況を享受しているんですよね、愛染くん。
明石くんが抱えているものを理解しているのかなって思ったりします。
明石くん、蛍丸と愛染国俊の保護者とか言ってるけど、実は真逆では……?
庇護されているのは、明石くんの方ではないのか。
刀剣の方に目を向けると、文化遺産オンラインによると「来国行の作で作風をよく示し、地刃が健全である。同作には棒樋以外の彫刻は稀有である。」ということ。
刀剣が健全の意味を調べると、「健全度とは、刀剣・日本刀が作られたままの状態が、どれだけ残っているかを見る方法です。最初の状態を「ウブ」と言い、ウブの状態で残っている刀剣・日本刀は評価が高いと言えます。」って、刀剣ワールドさんも言ってます。
刀剣がウブ(生ぶ)というと大包平を思い出すけど、明石国行も負けず劣らずのキレイなお肌ということらしい。
たぶん刀剣男士の設定としては、鎌倉時代に生まれてキレイなままの状態に保たれている、つまりは戦場で働いたことがないんじゃないか、というところから「やる気ない」なのかもしれないです。
明石国行のやる気がない理由は蛍丸所以か、戦場知らず所以か。
きっとニトロプラスは何も教えてくれないから、勝手に好きな方を選ぼう。