音声ガイドアプリのおかげでちょっと美術館に行けた気がした
もう1年以上美術館とか博物館に行ってないです。
この状況なので仕方ないんですけどね。
1月27日まで三井記念美術館でやっていた特別展「国宝の名刀『日向正宗』と武将の美」の音声ガイドがスマホアプリ『聴く美術』で有料配信されていたので、初めて使ってみました。
美術館とかで貸し出される音声ガイド端末と違って、スマホの画面に該当の美術品が映し出されるし、なんなら拡大もできちゃう。
おかげで日向正宗の刃紋とかもちゃんと見れました。
とくにこちらの美術館の収蔵品はネットにアーカイブされていないので、画像が見れるのとてもありがたかったです。
この展覧会は図録の販売がないので、ホームページにある展覧会解説を読みつつ、音声ガイドを見つつ、自宅でちょっと美術鑑賞気分。
ちょっとだけ美術館に行きたいっていう欲求が解消されたかな。
【本日1/27まで】国宝の名刀「#日向正宗 」と武将の美@#三井記念美術館 #音声ガイド🎧✨ナビゲーターは声優 #関俊彦 さん。本日までの限定配信🥺会場に行けない方は、ご自宅でもダウンロード可能です😊👌配信終了まで繰り返し視聴できますので、最後までお楽しみください💁♀️ pic.twitter.com/L43spF6DWb
— 「聴く美術」アコースティガイド公式アプリ (@kikubi_AG) 2021年1月27日
三井記念美術館は2019年12月に円山応挙の『雪松図屏風』を見に行ったきり。
こちらの美術館は入り口こそ日本橋三井タワーと超近代的ですが、三井本館に入ってエレベーターで上がると、あっという間に昭和初期にタイムスリップした気分になります。
あの当時の重厚な洋風建築として重要文化財にも指定されてるそうです。
美術品だけじゃなくて建築様式とか内装を見るのもとても楽しみな美術館です。
日本橋三井タワーには千疋屋も入っているので、美術鑑賞終わったらパフェとか食べて帰ったら良いと思います。
ああ、クイーンストロベリーのパフェ食べたかった……。
本当はこの建物の中でいろいろな美術品が見たかったんですけど、今回は画像だけで。
音声ガイドでは武将ゆかりの茶道具から武具、三井家所蔵の雛道具など、バラエティ豊かな美術品を解説。
しかも関俊彦さんのしっとりとした穏やかな声で。素晴らしい企画です。
刀剣関係は刀剣乱舞に関連するものもいくつか紹介されていました。
最近話題の則宗の太刀とか、堀川国広作の「加藤国広」とか。
もちろんタイトルにもある「日向正宗」も。
刀ミュで日向正宗を演じた役者さんもこの展覧会には行ったようです。
『聚楽第図屏風』も見たかったな。三井記念美術館所蔵のこの屏風は竣工当時とほぼ同時代に描かれたものでとても貴重なものだそうです。
また機会があったら見に行きたいなぁ。
その時はまた関俊彦さんの音声ガイドで鑑賞したいものです。