タッキー氏を(Twitter上で)追うという日課
突如としてTwitter界に降臨した自称「おじさん」、滝沢秀明氏から、ここ数日ずっと目が離せません。
今まで別にファンだった訳でもないし、存在くらいは知っていたし、事務所の代表をやっていたということも知っています。
その程度の人間が、毎日のようにタッキー氏のアカウントをチェックしたり、更新通知botを確認したりしています。
ああ、今日はタッキー氏は何かツイートしただろうか、プロフィールを更新していないだろうか。
推している訳でもないのに、こんなに動向が気になってしまう。
いや、もしかしたらこれはもうすでにタッキー氏を推していることになってしまっているのだろうか。
いや、そんなはずはない。
それなのにどうして私はタッキー氏が誘導するままにInstagramを開いてしまうのだろうか。
頑なに通知設定をしていないけど、そろそろ設定したほうが良いのではないだろうか。
Twitter初心者のはずなのにTwitter民が好むことをしてくるタッキー氏。
一体どうしたらツイートせずにプロフィール欄でDM返信をするなんていう芸当が思い浮かぶのか。
しかもプロフィール欄で火山の紹介をするのに合わせて、ヘッダー画像をその火山の写真に変えたりするなんてこともする。
これがいわゆる「無知の知」というやつか。
それともやり手芸能人のワザというやつなのか。
公式認証マークがつくまではツイートしないと宣言していたけど、Instagramの開設もあってようやく2回目の投稿をしたのが今日。
11月8日に例の画像逆さま投稿をして以来、12日に2回目というロングスパン。
Twitter社がゴタついているこの状況で次にタッキー氏が投稿するのはいつになるのか。
また明日もことあるごとにTwitterでタッキー氏をチェックすることになるのでしょう。
はい、Twitter開設しました。
— Hideaki Takizawa 滝沢秀明 (@h_Takizawa329) 2022年11月12日
大切な事はツイートしますね。
Instagramも何故か始めました!
適当にチラチラ見に来て下さい!https://t.co/9IqEOPyrSz pic.twitter.com/u9TtMmOS11
頭痛持ちの私と刀剣鑑賞
最近気がついたことがあります。
通院して偏頭痛の薬を処方してもらってる私、長時間の刀剣鑑賞に向かない体質なんだな、と。
頭痛持ち、光に弱いところがあります。
頭が痛い時は可能な限り光を遮りたい。
それと、眩しさから頭痛が引き起こされたりもして。
難儀な体質。
刀剣鑑賞は刀身に浮かび上がる刃文や映りなどを眺めるます。
美術館側もLEDライトを刀身に当てて、見やすくしてくれます。
刀身は銀色。
光をよく反射します。
うわぁ、眩しいけどすごくよく見える! 嬉しい!
なんて思いながらじっくり何口も調子こいて単眼鏡で覗き込んでしまいます。
それはもう夢中になって「ああ、この刃文素敵!」「こんなところに刃こぼれが!」「この刀身彫刻かっこいい!」なんて心の中で絶叫しながら、眩しさを忘れて裸眼で見たり単眼鏡を覗き込んだり。
そして1時間後、頭痛で頭抱える私がいます。
もっとも、こんな無茶な見方したら、頭痛持ちじゃなくても頭痛起こすかもしれません。
先日の国宝展では無理なことをするのはやめようと思い、絶対に見ておきたい刀身を5口程度あらかじめ決めておいて、且つ、照明が反射しているところは単眼鏡でじっくり覗き込むのはやめるようにしました。
もったいないなと思いつつ、けど最初から最後まで気持ちよく国宝展を楽しみたかったので仕方なし。
データベースも図録もあるし、常設展に出る機会もあるだろうし。
けど反射が少なめのところは満遍なく、舐めるように、上から下から鑑賞させていただきました。
重点おく刀身以外は残念だけどあまり時間をかけず。
それでも見ていたら「これはじっくり見ておきたい」っていう刀身と巡り合ったりもするので、そこは自分の中で調整。
「臨機応変」私の好きな言葉です。
その代わり反射とかあまり気にしなくても良い刀装具は時間かけてじっくり見ました。
鞘にいくつも施された蒔絵の鳥、美しかったな。
そんな感じで国宝展では頭痛は起こらなかったです。
なお、トーハクの本館13室の刀剣部屋は、特別展ほど照明が明るくないので、頭痛持ちの私も比較的安心してじっくり見れます。
けど明るさほしいって人には物足りないかも。
【展覧会レビュー】特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
東京国立博物館創立150年を記念して、国宝89件をはじめとした名品と諸資料を紹介する展覧会。
国宝展やるよっていうプレスリリースがあった瞬間から「行く」と決めていた展覧会でした。
毎度おなじみ、東京国立博物館。
今回は完全予約制で当日券の販売もなしです。
NHKが主催に名前を連ねているということもあって、国宝展開催前から関連番組が目白押し。
生放送での内覧会とか、これまでのNHK主催展覧会でも初めてではなかったでしょうか。
そのほかに「歴史探偵」「英雄たちの選択」という歴史系番組から「チコちゃんに叱られたい」なんて雑学番組まで国宝展を特集。
この力の入れようは、150年という節目でありながらもコロナ禍で開催しなければならない、ということもあるからかもしれません。
企画が始まったのがコロナ前か後かは分かりませんし、勝手に想像していることですが、よその美術館や博物館から借りるために生じるコストも人流も抑えられたことにより、大幅な収入減によるコスト削減と感染対策ができたのではないか。
などと、考えてしまいます。
展示の多くがタイトルの通りの国宝。
手前を見ても国宝、隣を見ても国宝、向こうを見ても国宝。
展示ケースの中に入っているもの、見渡す限り全部国宝。
フィクションなら怪盗に1個や2個奪われてしまうようなストーリーが展開されてもおかしくありません。
絵画から始まる第1会場は人がたくさん。
音声ガイドがあるところでは人だかり。
コロナ禍前よりは人の厚みは薄いけれど、それでも簡単にガラスケース手前に行くのは難しいほどです。
それでも私は「古今和歌集(元永本) 上帖」はこの目で見たかったのでガラスケース前に並びました。
平安時代は、今よりも紙は貴重なもの。
しかし貴族たちはさらにお金をかけて金箔や銀箔を紙に蒔き、文様を摺り、その上から和歌を認めたのです。
これが贅沢と言わずなんでしょう。
自宅で国宝データベースを眺めることはできるけど、やはり現物を見なければ。
経典を黒い紙に金泥で書写した豪華さに通じる美しさです。
そしてその紙に乗る流麗な文字。
正直なんて書いてあるか読めないけど、この文字が雅なのは分かります。
第2会場は個人的に主目的だった「刀剣の間」から始まります。
今回の展覧会全体を仕切ってる学芸員の佐藤さん、書籍も出してるほど刀剣に詳しい方で、「刀剣の間」も佐藤さんの希望だったとか。
文化庁が数年前に美術品の年間展示期間を変更したので刀剣のような工芸品は年間150日以内になり、国宝展では会期中展示替えはありません。
これも刀剣が見たいという人には喜ばしいことです。
まずは「童子切安綱」がお出迎えし、部屋に入ると今度は「三日月宗近」が中央に鎮座。
この2口がトーハクにとってどんな存在なのか、これだけでも理解できます。
そして囲むように他の国宝刀剣が部屋を取り囲むように並んでいました。
個人的な印象としてですが。
細身でシュッとした印象の友成の隣に大包平が展示されていて、大包平のドーンとした印象が増した気がしました。
これは確かに刀剣の横綱。
それと、備前刀の刃文が好みの私とてしては、福岡一文字の吉房の刃文がとても好みだなと思いました。
こういう印象を持てたのも、国宝刀剣を一気見できたからでしょう。
岡田切の刃文きれいでした。
今回の展覧会のグッズがネットでバズりましたが、現物見てもやはり可愛かったです。
「挂甲の武人」のぬいぐるみはバズったおかげで完売。
「遮光器土偶」のキーチェーンも完売。
私はほとんど何も入らないであろうポーチを買いました。
これも十分かわいいですよ。
この他、公式サイトに掲載のないグッズがたくさん。
厳選して買い物してきました。
刀剣ガチャもやってきました。
「童子切安綱」と「大包平」を引きました。
刀剣乱舞で大包平のボイスを全部聞いたことのある人なら、この組み合わせにニヤリとするでしょう。
私もマスクの下でニヤニヤしました。
とても満足したので、展示替えした頃合いでまた行きたいなと思ってます。
しかし冬が近づくにつれて、コロナの波が気になるところでもあります。