日々是ぶつぶつ

思いついたことを適当に

【日記】胃カメラトラウマ持ち、静脈麻酔使った胃カメラしてきました

胃カメラしたことある方はご存知だと思うんですけど、めちゃくちゃ苦しいですよね、あれ。
結論から言えば、麻酔ありの胃カメラでトラウマが解消されました。

 

昔から胃が弱くて親戚が胃ガンで亡くなったり父が胃潰瘍持ちだったりして、遺伝のせいか分かりませんけど私も胃弱。
10年以上前に胃カメラをしようと思ったけど、口からも鼻からもパニック起こしてしまって無理でした。
呼吸ができない、苦しい苦しい無理無理死ぬ死ぬ。

あ、これ死ぬわ。って人生で2回経験したその2回ともが胃カメラ
胃カメラの時のこと思い出すだけであの時の苦しさがぶり返す。
喉にあんな物体入って呼吸できるって絶対おかしいって。
そんな感じで、完全胃カメラ拒否の姿勢でした。

 

しかしいつもの健康診断じゃなくて人間ドックを受けたところ、胃カメラやった方が良いという医師からの警告。
その頃ちらほらと「麻酔して胃カメラやってくれるところあるらしいよ」という噂が耳に入り始め、検索してみたところ割と近くにありました。

しかし胃カメラにトラウマ持ってる人間が、そう簡単に「じゃあやってみっか」ってなるわけがないじゃないですか。
まあ伸ばし伸ばしにしましたよね。
そしてコロナ禍に突入。
ようやく最近落ち着いてきたところで胃カメラの予約入れました。

胃カメラやれ」って言われてから3年くらい経ったでしょうか……。
予約するのにも紹介状もらってから半年くらいかかったでしょうか……。

 

覚悟はしたものの検査日当日までうだうだと、失敗したらどうしよう、麻酔が効かないかもしれない、もしかしたら麻酔でそのまま死ぬかもしれないなどネガティブ思考を発揮していた私ですが、いざ終わってみると、ちゃんと元気に生きてました。

 

検査前の本人確認をしたのは覚えてます。
心拍モニターの規則的な音を聞いていたはずなんです。
けど気がついたら、南国リゾートの癒し系音楽に変わっていたんです。
いつの間にか検査が終わって、別室に移動してました。
一瞬何が起きたのか理解できませんでした。

 

全身麻酔して目覚めた時はボーッとした感じで呂律も回らなかったけど、今回静脈麻酔だったからかスッキリとした目覚め。
「おはようございます」って言いたくなる。
喉に違和感もないしお腹も痛くない、強いて言えばマウスピースのせいか唇の裏が口内炎みたいに痛いくらい。
本当に検査したのか疑うレベル。

世界の中心で「胃カメラ怖くないじゃん!」を叫ぶ。
そんな心境。

 

あの苦しみはなんだったのか。
なぜ私は胃カメラが終わったばかりだというのに、心身ともにスッキリして終了1時間後にはご飯を食べているのか。
元気すぎて食後にあんみつまで食べた。

 

麻酔が効いたおかげで私は難なく胃カメラをクリア。
検査結果はまあイマイチ(ガンではない)なものでしたけど、そんなことよりも胃カメラで死ぬ思いしなかったことの方が嬉しい。
次また機会がある場合は半年や3年とモタモタせずにすみそう。

 

麻酔が効かない人もいるので「全人類やれ」とかは言えませんけど、試してみる価値はありますよ。
ちなみに飲酒量多い人は麻酔効かない可能性もあるらしいので気をつけて。
私は月に1回飲むか飲まないかくらいの飲酒量の人間です。

 

【鎌倉殿の13人】初めて大河の関連本を購入しました

絶賛「鎌倉殿の13人」にハマってるわけですが、大河ドラマには毎回NHKから関連本が出ていることは知っていたので、後半に入るタイミングで初めてこういう本を買ってみました。

役者さんのインタビューがたっぷりで、まあなんとこれがネタバレのオンパレード。
悲鳴をあげそうになりました。
フォロワーさんに教えてもらったのですが、以前からそういうものらしく、私が知らないだけでした。
この手の本は終わってから読むと良いらしい。

けど私が買った目的はインタビューよりも、歴史のこと。
ページ数ちょっと少ないなって思ったけど、広告ページにNHK出版から出てる歴史ガイドブックのことが書いてあって「こっちだったー!」ってなりました。

 

大河関連の本を買ったことがなかったので、歴史特化の本が出てるなんて知りませんでした。
あと、電子書籍ばっか探していたのも敗因。
これ、紙でしか売ってませんでした。

 

NHK出版から出てることもあって監修は大河の時代考証に入ってる坂井先生だし、承久記絵巻が再発見された時に一役買った長村さんもいるし(詳細はニコ美)、知った名前の方がちらほらと。

 

ドラマとしてのネタバレはイヤだけど、歴史のことは知っておきたい面倒臭い気持ち。
来年の大河もこういう本出たら良いなぁ。

 

 

【鎌倉殿の13人】23話感想

大河ドラマ、「麒麟がくる」も「青天を衝け」も面白かったけど、「鎌倉殿の13人」がとんでもなく面白い。
元々鎌倉時代ら辺のこととか刀剣乱舞の推しのおかげでいろいろ勉強してはいたけど、それにしても面白すぎる。
全然ブログに書いてこなかったけど、実はめちゃくちゃにハマってます。

 

6月12日放送の23話は富士野の巻狩と曽我兄弟の仇討ち。
曽我兄弟は刀ミュで題材にもなっていたので、ちょっとは知ってる。
吾妻鏡とか歴史書では工藤祐経仇討ちからの頼朝の寝所にまで押し入ったと書かれている。
歌舞伎では工藤祐経への仇討ちだけが描かれている。
三谷脚本はどっちで来るのだろうかって思ってました。
何話か前に、曽我兄弟らしき子供2人が工藤祐経に「人殺しー」って石投げてましたから、仇討ち要素はあるんだろうな、とは思ってましたけども。

 

ところが、蓋を開けてみたら驚愕の展開。
またしてもスケベ心を丸出しにした頼朝が工藤祐経を身代わりにして比奈の元へ向かい、そうとは知らない曽我兄弟が頼朝を暗殺したつもりが工藤祐経を殺していた、というもの。

また天のご加護で頼朝が死に損なったのか。

曽我兄弟のうち弟の烏帽子親である時政には「工藤祐経への仇討ち」って言ってあったけど、そんなの大嘘。ただの芝居。

しかしそれを知っていた義時が、鎌倉の平穏を慮って「これは<仇討ちを装った頼朝への謀反>ではなく、<謀反を装った仇討ち>というものにすり替わってしまった。

 

曽我兄弟の仇討ちで頼朝への襲撃もあったと知っていた人たちも、歌舞伎で仇討ち物語として知っていた人たちも、みんなみんな驚愕です。

吾妻鏡は北条の都合の良いように書かれている歴史書っていう側面がありますけど、曽我兄弟の仇討ちまでもその一端を担っていたことになってしまいました。
恐ろしい脚本だ……。

 

23話もそうですけど、今回の大河ドラマは歴史にあったことを知っている人でさえも驚かしてきます。
結果に至るまでのプロセスを大胆に解釈してきますので。
24話で範頼が鎌倉から放逐されるのは間違いないとしても、吾妻鏡通りに流刑までなのか、他の歴史書のように死罪まで書くのか、予告の段階でも分かりません。
そしてそこまでにどういった物語を紡いでくれるのか。
とてもワクワクしてます。
早く日曜日になってくれ。

 

少し先だけど、頼朝の死もどう描くのか、時政追放をどう描くのか。
まだまだ楽しみがいっぱいです。