過日、赤坂の日枝神社にお参りに行ってきました。
毎年行っているわけではないのですが、たまに行かねばってなる神社です。
永田町も近いので警察車両とすれ違ったりもします。
初めてこの階段を見た時には、これからこの階段を歩くのかと「うへー」となりましたが、エスカレーターがあるのがすぐに分かって「うへー」な気持ちがどこかに吹き飛んだものです。
日枝神社のホームページによると、御祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)が「万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護し給う御神徳は広大無辺」とのこと。
末社の猿田彦神社については「猿田彦大神は、皇孫命を御先導申し上げた御事績により道案内の神として信仰されています」、山王稲荷大神については「様々な生業(なりわい)の繁栄をもたらし、あらゆる願望に応え、また防火防災守護の神としても崇敬しています」と書かれています。
あの場所にいるだけでいろんな神様に囲まれるので、平素とは違う緊張感を抱きつつ参拝します。
末社の手水舎が感染対策のためか分かりませんが竹筒仕様になってました。
前からこんな感じだったかな?
とは言え、手水舎に龍がいるのちょっとカッコいいなと思います。
そして日枝神社といえば宝物殿です。
この宝物殿に行きたいからこそ閉館日の火曜と金曜は避けたのです。
そのおかげで「則宗」の展示に間に合いませんでしたけども。
展示されている刀剣類はどれも名だたる御由緒のものばかり。
というのも日枝神社は江戸城の鎮守なので、徳川家ゆかりの刀剣や書状がいっぱいあります。
展示物の説明書きには大抵「○代将軍××が奉納」の文字が書かれています。
宝物殿は博物館みたいに照明にこだわったりとかはないのでちょっと薄暗かったりしますけど、刃文はちゃんと見えます。
長光の華やかな刃文、しっかり拝見いたしました。
ちなみに撮影はNGです。
参拝の後は少し足を伸ばして、とらや赤坂店へ。
徒歩で行ける距離なのが嬉しい。
上生菓子と羊羹を買って、茶寮でお汁粉とお抹茶いただいてきました。
年始にイオンで買ったこし餡とは比べてはいけないレベルです。当たり前ですが。
塩昆布の厚みも自宅で食べてるのと全然違う。
これが老舗名店のお味かぁと感じ入ってしまいました。
そのまま六本木に足を伸ばしても良かったのですが、この日の赤坂散歩はこれで終わりにしました。
良き1日になりました。