日々是ぶつぶつ

思いついたことを適当に

『ときめく文房具図鑑』を読了しました

2017年に発行された本なのでちょっと情報古いのかなって思ったけど、思ったよりもそういうわけではなかったです。

 最新の文房具を紹介するっていうのではなかったみたい。
タイトルに「図鑑」ってあるし、きっといつ読んでも楽しめるように作られているのかなって思いました。

文房具の豆知識やメカニズムなどの知識的なものから、作者オススメの文房具コレクションや懐かしい文房具などが掲載。

個人的に一番印象的だったのが「“文房具”と“文具”の違い」。
“文房具”は中国の南北朝時代の言葉「文房四宝」が由来で、ものを書く時に使う道具を「文房」と言っていたとか。
なお、「四宝」は筆・紙・墨・硯のこと。三種の神器みたいな感じですね。
“文具”は文房よりも新しい明時代の言葉。書斎の必需品で文房具よりも実用品に使われた言葉だという。

しかし作者も万年筆好きということで、やはり紙に対してのこだわりが強い。
万年筆好きって、やっぱり紙を探す旅に出るもんなんですね、と共感を持ってしまいました。