日々是ぶつぶつ

思いついたことを適当に

トモエリバーが愛おしくて手帳会議を開きました

トモエリバー」と聞いてすぐに分かる人は、たぶん文房具好きな人とか手帳へのこだわりがある人だと思います。私と友だちになろう。

 

万年筆が好きな人というのは、たいてい紙質の壁にぶつかる。
そうなると最適な紙質を求めて流浪の旅に出ることになります。
このノートはインクがにじむ。
あのノートは裏抜けする。
ネットを検索したり自分で買ってみたり、とにかくいろいろな紙を試さないと気がすまなくなります。
とあるブログでは「万年筆のインクOKでしたー!」って書いてあっても、私が持っているインクや万年筆、さらに言えば私の筆圧とは違います。
そのため、少し可能性が見えてきたら買って試さないとなりません。

万年筆のインクは最近では水性の染料が基本で、たとえばブログの主が顔料インクやクラシックインクで試した結果を書いていたのなら、染料インクでの結果も書けよ!!って、私は心の底から叫ばなければなりません。
まあそんなブログ主はいないだろうけど。

 

万年筆ってめんどくさいですね。
油性ボールペンだったらこんなに悩まない。
けどインク遊び楽しいから万年筆も万年筆インクもやめられない。

 

私はほぼ日手帳ユーザーでした。
ただ、ちょっとした出来心で他の手帳に目移りしました。
浮気する人間の言い訳と同じことを言いますが、魔が差したんです。

ちゃんと考えてほぼ日手帳と距離を置いたつもりでした。
2021年のほぼ日手帳と3ヶ月お付き合いして、ちょっといろいろ考えたいからって。
そしてネットでいろいろと検索したうえで、Editのバーチカル手帳に乗り換えました。
最初は表紙の可愛さにウキウキしたし、ネットで「万年筆のインク裏抜けしない」っていう言葉通り、ニブ細めの万年筆とは相性が良かったです。
けど、実際に使ってみるといろいろなペンと相性が悪かった。
大丈夫そうだったSARASAでも裏抜けしました。たぶんこれは私がゴリラ筆圧だからだと思う。
それからだんだんと嫌なところが見えてきてしまって、このままお付き合いするのはどうなんだろうと考え始めてしまって。
しかもバーチカル手帳と併用してるスタバのキャンパスノートも、私の書き癖のせいかインクフローとの相性か分からないけど、インクにじみが気になります。


久しぶりにほぼ日手帳を開いて文字を書いてみると、ストレスフリーで。
一緒にいてこんなに安らぐなんて、という気持ちが芽生えました。
もちろん嫌だなって思う部分はあります。
デイリーページ下部の「なんか良いこと言ってる」みたいな意識高い系のあの言葉、私には邪魔です。
けどこんなにもストレスなく文字が書けることって、万年筆ユーザーには滅多にありません。

 

だから私はほぼ日手帳とヨリを戻すことにしました。
全てはほぼ日手帳の紙、トモエリバーのためです。
トモエリバーじゃなかったら、ほぼ日手帳とは完全にお別れしていました。

そもそもどうしてほぼ日手帳と距離を置こうと思ったのかといえば、1日1ページという縛りが不便だったから。
日によって1ページも書けなかったり、1ページじゃ足りないっていう日もあるし。
何も書けなくて空白ができるのもちょっとイヤ。
それでバーチカルとフリーノートと分離しようと思ったのです。
そしてその目論見がインクのにじみ、裏抜けとの戦いの始まりでした。

 

ということでノートの市場調査しました。
けどトモエリバーでノート出してるの少なくて困りました。
システム手帳用をレイメイ藤井が出してるけど、今後システム手帳使う予定ないので省きました。

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ほぼ日のメモ帳とノートはロフトのオンラインストアで販売される時期もあるので、その場合は送料無料も可能。
MDノートは使ったことないんですけど、万年筆ユーザーで使ってる人も多いとか。
スタバのノートとロルバーンどちらもたまに滲んだり裏抜けするけど、スタバのノートの方がどちらかといえばストレス少なめ。

来年の手帳が市場に出始めるのはだいたい9月くらいから。
それまで3ヶ月あるので、来年の手帳の運用について、ほぼ日手帳と相談しながら考えようと思います。
けどトモエリバーとお別れするのは難しいと思ってます。